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機械エルフが穴場デッキ

ローテーションは復讐ヴァンパイアか、それを狩るためのバーンウィッチか、あるいはそれさえも狩るためのエイラビショップかという構図ができつつある気がします。

  

グランプリでもエイラかヴァンパイアが多い気がしますね。

復讐がイヤならエイラを使わなければいい話だと思いますが、それは一旦置いといて。

今日から始まったグランプリAグループ第2ラウンドにて、5勝を達成したデッキを紹介します。 

 

 

デッキ名など

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▲軽さが自慢のマシンランスは要らない模様。デッキコードはこちら
 

マリガン

横並べに貢献するカードかドローソースを狙います。

機械ミノムシ」「フロートボードマーセナリー」「森の女王・リザ」あたりをキープ。

 

ドローや守護を重く見るなら「機械樹の番人」もキープしてもいいでしょう。

ミノムシは機械・フォロワーと合わせて使いたいので、基本的に2ターン目から動きます。

 

 

序盤の戦い方

ドローソースを吐きつつ、とにかく横に並べます。

プロダクトマシーン」など小粒ですが、AOEがなければそれなりに打点が出ます。

隙あらばミノムシと「マシンクローエルフ」を組み合わせたりして、序盤から削っていきましょう。

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中盤の戦い方

横並びが得意な相手もいるので、適切なタイミングでの除去も重要です。

序盤に続いてチクチク攻めつつ、「鉄弓の射手」などカード能力で相手フォロワーに干渉していきます。

機械・フォロワーが複数体出ていれば、「悪逆の公爵・ユリウス」など処理に困る相手フォロワーを1枚で処理できます。

 

ボードからしか打点を出せないデッキなので、なるべく自分のフォロワーは相手リーダーへの攻撃手段として使いたいところです。

 

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あと6-7ターン目に「クイーンセイバー・シンシア」の無料進化を使えると、そのあとの展開につなげられます。

積極的に狙っていきたいですね。

 

 

終盤の戦い方

中盤までにダメージを稼げていれば、「始祖の大狼・オムニス」が出るターンには残り体力10前後までいけます。

オムニスや場のフォロワーでさらに打点を稼ぎつつリーサルを狙います。

 

 

 

相性とか評価

環境に刺さるダークホース

序盤・中盤・終盤どの局面においても横並びを作ることができます。

トップティアにいるデッキはAOEが少なめなので、相手の処理を上回る展開ができます。

 

こちらの処理手段も豊富で、相手の横並びにもかなり対応できます。

自分のフォロワーを残しつつ、相手のフォロワーを処理する動きがインスタントに強いと思います。

 

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注意点としては、フォロワーの攻撃によってしか打点が出ないことでしょうか。

疾走など豊富ですが、相手のボードに自分のフォロワーをぶつけすぎると、最終的な打点が足りないことがあります。

相手がどのフォロワーをどれくらい展開できるか、常に意識する必要があります。

(どのバトルもそうだけどな!)

 

 

復讐とウィッチには有利

相手への牽制として有効なユリウスが意味をなさず、横並びではこちらの方が展開力が強いため、復讐ヴァンプには有利だと思います。

序盤から細かく打点を稼いで、7-8ターン目にはリーサルも狙えます。

 

バーンウィッチ対面も、展開力ではエルフに分があります。

相手の打点となるカードを、処理札として使わせることができれば、わりと余裕で勝てます。

 

 

エイラとリーシェナには不利

確定除去がないので、エイラビショップのスタッツが上がりすぎたフォロワーを処理する術がほぼ皆無です。

回復されまくる前に、相手のフォロワーを除去したいところです。

横並びも「聖弓の使い手・クルト」で簡単に覆るため、非常に厳しい相手と言えるでしょう。

 

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リーシェナネメシスは「操り人形」をはじめ、こちらの横並びを容易に処理できるカードが多いので、打点を稼ぎにくい対面となります。

黒き破壊のアーティファクト」が出てしまえば、毎ターン10点AOEが飛んでくるので、勝機は皆無になります。

どちらのデッキも、こちらの展開力と打点を上回る回復量があるのもなかなかに痛い。

 

 

 

ピックアップカード

『鉄弓の射手』

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序盤から横並びができれば、4コストで最大10点のバーンダメージをフォロワーに飛ばせます。

大事なので何度でも言いますが、ユリウスや「蒼の反逆者・テトラ」など、ヴァンプやウィッチの強力なフォロワーを1枚で処理できる爆アドなフォロワーと言えます。

 

地味にバウンスカードも複数枚入っているため、PPが足りれば使いまわすこともできます。

 

 

『愛の奇跡』は必要ない

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正直微妙なカードです。

コントロール札としては物足りず、打点ならオムニスで十分と感じたため、採用しませんでした。

序盤では守護を立てるくらいしか役割がなく、後半ではエンハンスが邪魔になります。

3PPあれば3点疾走が走るデッキなので、守護か突進しか出せないこのカードは、ちょっと後ろ向きすぎると思います。

 

疾走できれば打点が増えておいしいんですが、6PP使って2点しか出ないのは火力不足が否めません。

フェアリーウィスプが2枚あれば話変わりますが、このデッキでそれを狙うのは難しい。

 

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このデッキにおいては、愛の奇跡に打点を求める場合、7-8PPで必殺守護の裏に4点疾走を出すのが最速になります。

オムニスなら7PPでそれ以上の動きができることが多いです。

 

微妙に足りない打点を補うために1枚くらいなら積んでもいいかもしれませんが、機械に寄せた構築では噛み合いにくいと思います。

6PPくらい使わせるなら破壊耐性とかつけてほしかった・・・。

 

 

 

おわりに

特定のデッキ相手に有利を取れる構築だと思うので、BO3などでは非常に強く刺さるのではないでしょうか。

グランプリはBO1なので説得力あんまりないですが。笑

 

エルフ対面における明確な立ち回りが、自分の中で確立できていないプレイヤーが多い印象です。

そういう面もあって、かなり使い得なデッキだと思いますよ!

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