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ナーフを免れたクルトくん

明日7/11のメンテナンスにて、ROGのカードに能力変更が加えられることになりました。

この記事ではナーフ後のカードを見ながら、どうなるか考えていきましょう。

  

 

ナーフされるカード

公式はこちらから。

 

『哀切の悪鬼』

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6コスト|6/6→8/8


(スタッツのみ変更) 

 

小細工が効かなくなる

コスト2だったことで、フィニッシュターンの前に「カラミティブリンガー」「破滅のサキュバス」などのコストを下げ、リーサルをより早くする動きが可能でした。

序盤で復讐に入れていれば、2コストのカードを多数プレイすることもできました。

 

自身が6コストになったことで、そうした使い方はしづらくなります。

必然的に6ターン目以降にしかプレイできなくなるため、序盤からカードのコストを下げていくことができません。

他の動きとの噛み合わせが悪くなります。

 

復讐状態でなければ、ただの6/6/6バニラフォロワーも同然なので、安易に3枚積めるか怪しいカードとなります。

 

 

『清純なる祈り・エイラ』

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4コスト|3/4→5/6


(スタッツのみ変更) 

 

普通のカードに

レアリティをつける基準がわからないんですが、レジェンドレアのカードではないような性能に。

4/3/4守護というのも普通ですし、進化を切ってアミュレットを出すだけのフォロワーというのは、言ってしまえばテンポロスにつながります。

出てくるアミュレットが強力なので、弱いわけではないですがね。

 

これまでのエイラビショップは、先に進化できる後攻の方が強いデッキでした。

このナーフにより先攻の方が強くなりそうです。

そして、これまで以上にプレイするタイミングを考える必要性が生じるでしょう。

 

 

『絢爛のセクシーヴァンパイア』

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(スタッツ変更なし)


(進化前)

自分のターン中、このカードが自分のデッキから手札に加わるとき、【復讐】状態でないなら公開して、自分のリーダーの体力の最大値を10にする(現在値は10以下ならそのまま)。公開した場合、このカードは消滅する。

 

逆ギレからドMに

自分の残り体力に関係なく、常に復讐状態でいられるという点が強みでした。

しかし残りに関係なく体力の上限を10に下げるだけという、「ドラゴニックメイル・ギルヴァ」もビックリな能力になっています。

ダメージカットもなく上限が定められるため、序盤で引くと詰むカードになってしまいました。

 

手札1枚失ってセルフハードモードになるだけじゃん。

序盤で引いてしまった時のダメージが大きすぎて、1枚も積まれなくなる予感がしますね。

 

ただ、復讐ヴァンプの強いところは、別にセクシーに頼らなくても勝てるデッキパワーがあるってことです。

復讐はリーダー体力を参照するギミックなので、相手が復讐に入れてくれる、なんてこともなくはないわけです。

前環境のロイヤルとまではいかないものの、1枚1枚のカードパワーが高いため、ゴリ押しでもなんとかなることもあります。

 

 

 

ナーフを免れたカード

他のカードが強すぎて、ナーフされてもいいくらい強力なのにあまり脚光を浴びていないカードたちです。

こいつら残ってたらそこまで大きく変わらんような気もする。

 

 

『聖弓の使い手・クルト』

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実はエイラ以上にヤバいカードです。

機械・カードの実装により、ローテーションでもビショップの回復量は他のクラスよりも頭一つ飛び抜けています。

 

ナーフが入ったとしても、横並びが前提の環境であることに変わりはないはずです。

簡単にAOEを吐けるクルトは環境にマッチした最高のメタカードと言えます。

ビショップが覇権デッキとして君臨し続けることになるかもしれませんね。

 

 

『業風のリノセウス』

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少なくともローテーションではいまいち活躍していないフォロワーですが、うまく回ればローテでも5ターン目には1/6/1を走らせることができます。

条件付きとは言え、攻撃力が上がり続ける1コストの疾走フォロワーという時点で異常に強いと思いますよ。。

 

実際のところはアンリミテッドで脅威となっています。

守護かダメージカットがないと一瞬でリーサルまで持っていかれるので、案の定害虫認定されていますね。

アンリミのエイラ・豪風・復讐のパワーバランスが崩れるんでしょうか。 

 

 

 

ナーフ後強いデッキ

もっとも気になるところはやはりこれでしょうか。

ローテーションにおける各クラスの強いデッキを、軽く評価していきましょう。

 

 

エルフ:まあ強い

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もっとも戦いづらかった2デッキのカードがナーフされたことで、機械エルフにとっては、以前よりも戦いやすい環境になると言えそうです。

 

ただし、ヴァンプは主力ではないカードがナーフされ、ビショップには致命的と言えるAOEが残されたままです。

ランクマッチにおいては依然として戦いにくい環境が続きそうです。

 

 

ロイヤル:反逆しそう

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カードプール的にアグロデッキが組めず、基本戦術がミッドレンジになります。

エイラが起動するターンが遅れることにより、かなり戦いやすくなるはずです。

 

とくに機械ロイヤルは、復讐ヴァンパイアに対して有利に立ち回れるデッキなので、ティア上位に舞い戻るかもしれませんね。

 

 

ウィッチ:相変わらずエイラ以外には強い

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復讐ヴァンプに強いデッキはエイラ以外にも強く立ち回れるため、相変わらず数を減らすことはないでしょう。

 

エイラに狩られる運命でしたが、エイラが出てくるのが遅くなることで、リーサルを早めることが可能になったと言えそうです。

 

 

 

ドラゴン:???

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未知数。

現状は有力なフィニッシャーが「至高神・ゼウス」くらいしかおらず、そしてそこにつながるまでのシナジーもそんなに強くない。

これがカードプール的な問題なのか、他のデッキが強すぎるからなのか、あるいは両方なのかヨクワカラナイ。。

 

面白いカードがたくさん実装されているだけに、ちょっと残念なクラスです。

ナーフ後もこのままなのか、それとも改善するのか。

あんまり触ってないからっていうのもありますが、ちょっと読めないですね。

 

 

ネクロマンサー:Tier1と2の間っぽい

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あまり騒がれてない気がしますが、ポテンシャルは間違いなく高いクラスです。

進化ギミックとの親和性が高く、機械デッキも横並びには適しています。

 

完全にボードで戦うデッキなので、復讐ヴァンプの弱体化がどこまで進むか、そしてエイラに守護がどれくらい積まれるかによって変わってくるでしょう。

Tier1まで食い込めるかは怪しいですが。

 

 

ヴァンパイア:爆発力は落ちるが強い

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セクシーヴァンパイアの採用によるデメリットが跳ね上がりました。

これによって、セクシー不採用の復讐ヴァンパイアが現れることが考えられます。

入れなければ引けないのと同様で、引けなくても十分戦えますからね。

 

ただ、リスクが大きすぎるため、序盤から復讐に入られて苦しい展開が続くようなバトルは減りそうな予感がします。

哀切による恩恵もそんなに見込めないので、リーサルターン自体は遅くなりそうですね。

 

また、機械ヴァンプや進化ヴァンプなど、これまでマジョリティではなかったデッキを見る機会が相対的に増えるかもしれませんね。

 

 

ビショップ:Tier1トップもありうる

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ナーフされてもたぶん強いです。

エイラを引けないと話にならないのはこれまでと同様ですが、そもそもフォロワーのスタッツを上げていくデッキでした。

フォロワーエイラはコストとともにスタッツも上がったことで、盤面処理能力は向上しました。

 

起動ターンが遅くなっただけで、むしろ強化なんじゃないか・・・。

他のカードとのひっつきが悪いので足は遅くなるでしょう。

 

 

ネメシス:ナーフの被害が大きい

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使用感や戦いやすさはそこまで変わらないでしょう。

どのデッキに対してもわりとうまく立ち回れるクラスなので、これまでとそんなに変わらないような気がします。

 

ただ、エイラが増えることが想定されるので、ある意味でナーフの弊害を被りやすいクラスになったとも言えそうです。

エイラをメタったエンジェルシュート」が、リーサルプランである「黒き破壊のアーティファクト」にガン刺さりします。

 

今でもたまに積んでる人いるので、そんなに変わらん気はするけど。

 

 

 

おわりに

個人的にはわりと雑なナーフという印象を抱かないでもないですが、環境に影響があることは間違いないでしょう。

結果的にエイラ強化になりそうな・・・。

 

これまで数を潜めていたデッキが急に増えるかもしれないと思うと、とても楽しみですね。

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