新環境まであと幾許かです。
27日は新パック追加のためにメンテが入りますね。
具体的な内容についてはアプリ内のお知らせから参照できます。
今回は、この中から気になった項目をいくつか取り上げていこうと思います。
フォルテが制限カードに
ローテ落ちにより、アンリミテッドでしか陽の目を見られないカードとなってしまった「ダークドラグーン・フォルテ」。
6/5/1スタッツに疾走という能力は、フェイスドラゴンの最期のひと押しを手助けする重要なものでした。
要員としては、ローテーションにフェイスドラゴンを強化する(しかもロングゲームを見込める)カードが追加されることが大きいでしょうか。
今後さらにフェイスドラゴンを強化するカードが追加されそうな予感がして楽しみです。
ちなみに、英語版のShadowverse公式アカウントはアイコンをフォルテにしているので、少しシュールな絵面でした。
During the June 26 (PT) update we're making changes to one card. https://t.co/oLIPJi51kH pic.twitter.com/sydSCdCu2r
— Shadowverse (@shadowversegame) June 20, 2019
バトルログへの機能追加
これまでのバトルログでは、「プレイヤーの動き」「プレイしたカード」「破壊されたカード」「直接召喚情報」を参照できました。
ここに受けたダメージ、特定カードのプレイ回数など、新たな情報が掲載されることになります。
プレイヤーにとってありがたいだけではなく、競技シーンでも役立ちそうです。
特に海外では観戦モードで配信が行われることも多く、その辺を意識した実装でしょうか。
能力変更なし
競技シーンを見ると、参加者の使用デッキがほぼ同じだったり、かなり偏りがあります。
一貫してナーフや修正の基準を「カード使用率の偏り」や「勝率」に置いてきた点からすれば、少し違和感がありますね。
今回の能力調整でランクマッチの勝率と使用率以外まるで見てないんだなって
— ああああ| LiLy (@harkpokepoke) June 20, 2019
ランクマッチでは使用率・勝率が分散しがちで、偏りを体感できないことがあります。
「ドラゴスネークドラゴン」がいい例ですね。
実際、当時のランクマではほぼ見かけないデッキタイプでした。
この辺の要因が重なったことで、ナーフなしという対応に違和感があるプレイヤーが多いんじゃないでしょうか。
適性なのか?
判断材料をランクマッチに絞るのであれば、適性と判断されたことになります。
すべてのプレイヤーがトッププレイヤー並みの実力を持っているわけではありません。
そういうのもあって、使用率が高くても、ナーフの基準点まで勝率が偏らないんじゃないかと思います。
ランクによってTierが微妙に異なるというのもありますね。
▲非公式の大会でさえも、競技シーンでは偏りがある。
ただ、プロリーグや大会での使用率を見ると、やはり目に見えて偏りがあります。ユーザー全員がプロを目指しているわけでもないはずなので、少し難しい判断だとは思います。
アプリと競技シーンの間で隔たりが広がり始めているという懸念があります。
ランクマのが人口多いからそこでナーフするのは当たり前なんだけどプロリーグやってるからこっちにも目を向けてほしいってのはある
— へるん/名古屋OJA ベビースター (@sv_hern) June 20, 2019
どちらかに寄せきるとユーザーが離れかねないので、やはり難しい判断ですね。
e-Sportsとしての広まり方もあるので、今後に期待するしかないです。。
実力勝負の世界に
一方で、偏りがあるということは、デッキでは大きな差がつかないことも意味します。
プレイヤーの力量によって勝敗が左右されるとも言い換えられます。
ミッドレンジロイヤル握ったけど勝てないとか、聖獅子ビショップは難しすぎるとか感じた人は少なくないんじゃないでしょうか。
▲トップティアを握れば勝てる環境ではない
プレイの練度というものが顕れやすい、まさに競技向きの環境と言えますね。
WLDなどで離れていったユーザーが望んでいた環境があるわけです。
次弾でまたワンドリみたいになりそうな予感もあるけど。
体を動かさないのでスポーツとは違うと思いますが、競技としてはほどよくカジュアルとガチ勢の棲み分けができているようにも見えます。
おわりに
3周年も迎えたこともあって、今後どうしていくのか気になりますね。
ランクマッチも競技シーンも同じくらい盛り上がっていくといいなあ。
能力はリリース前にもっと詰められるとも思うけど、開発・運営だって頑張ってくれているはずです。たぶん。
今後に期待しましょう。
そんじゃまた。