ランクマッチでは勝率が怪しくなっているため、ミッション消化用デッキと化したネクロマンサー・・・。
横並びが強力な機械デッキが蔓延るいまの環境では、機械ネクロも強くないと思ってるので、アーカスネクロを使っています。そんな中で久しぶりに強力な動きをかませたので、今日のMost Valuable Photoはこちら。
『我が吐息、天地を穢す』
7ターン目「幽霊支配人・アーカス」→9ターン目「屍竜・ファフニール」→10ターン目「幽想の少女・フェリ」とかいう黄金ムーブ。
ネクロマンスを消費するとはいえ、ファフニールのやってることはナーフ後の「バハムート」と変わりません。9コス2点オールとかいう弱すぎる能力から見事な転身です。
こいつ、刺さるぞ!
環境でよく見る機械デッキは、機械・カードや破壊された機械・フォロワーの枚数に依存しがちという特徴があります。
必然的に小型〜中型のフォロワーで横並べしたり、あるいは温存せざるを得ないために盤面が弱くなる局面がよく現れるわけです。
そこに刺さるのがAOEという話はこのブログでもよく登場しますが、実はもうひとつあるんですね。それがファフニールのような、いわゆる「ファッティ」です。
太っちょ、つまりスタッツが大きいフォロワーは、ある程度盤面にフォロワーが残っているか、確定除去になるカードがなければ対処が難しくなります。
思い出せ、***バースを
WLD環境での「バハムート」や、最速で出た「氷獄の王・サタン」「フレイムデストロイヤー」の処理が難しいと感じたこと、あるんじゃないでしょうか。
▲かつて「メンコ」という不名誉な呼ばれ方をしていたMr. Shadowverse。
相手が処理できないという読みでファッティを投げると、そこで一気に戦況が覆る可能性があるんですね。
この復刻ファフニールは、AOEとファッティの設置を同時に行えます。AOEの打点は墓場依存なので、能力によるダメージを受けるフォロワーならすべて破壊可能です。
環境における最優秀メタカードと言えると思います。
ファンファーレ起動には注意が必要
ただし、AOEの起動には「相手の場の最大体力」を参照します。
たとえば「開闢の予言者」がいるボードに対して、ネクロマンスが20未満の状態でプレイしても何も起こりません。
ファフニールをうまく使うには、増やせるときに墓場を増やしておくことが重要と言えます。